感染力の強いクラミジアの症状を解説

クラミジアは日本で、もっとも感染者が多いと言われている性感染症です。
クラミジア・トラコマチスという細菌に感染することによって発症します。
このクラミジア・トラコマチスは、とても感染力が強い細菌と言われており、感染者と直接粘膜接触すると約50%以上の確率で感染すというデータもあるほどです。

感染者との性行為だけでなく、ディープキスによって喉に細菌が感染してしまうケースもあります。
近年は特に10代・20代と若い世代の人に増えていると言われているクラミジア、もし感染してしまった場合にはどのような症状が起こるのでしょうか。

実は感染力が非常に高いクラミジアですが、感染しても無症状という人も少なくありません。
男性で50%、女性で75%もの人が無症状、また症状に気が付かないと言われています。
クラミジア・トラコマチスに感染してしまったとしても、症状が軽いため無自覚となってしまいがちです。

自分が性感染症を発症していることに気が付かず、パートナーと性行為を行ってしまうのもクラミジアが国内で感染者が多い理由の1つにもなっています。
男性がクラミジアを発症した際には、排尿時の痛みや痒み、残尿感といった症状が起こります。
さらに性器からサラサラとした水っぽい膿が出る、睾丸が腫れるといった症状も男性が発症した際に感じやすい症状です。

女性の場合は特におりものに変化を感じやすいと言われています。
通常よりも量が増えたり臭いが強く感じるようになったらクラミジアを疑ってみると良いでしょう。
さらにクラミジアで特徴的なのが、おりものがカッテージチーズのように変わるという点です。
白くポロポロとしたおりものへと変わった場合も、クラミジアを発症している可能性が高いので、すぐ病院で検査を受けることをおすすめします。

クラミジアは年々、感染者数を増やしている性感染症です。
自分はかからないと思っていても、いつ感染するか分かりません。
正しい知識を得て自分の身は自分で守りましょう。

トリコモナスとの違いについて

クラミジア以外にも様々な性感染症があります。
その中の1つに挙げられるのが原虫に感染して起こるものです。
原虫とクラミジアを引き起こすクラミジア・トラコマチスは、全く異なるので感染した時の症状にも違いがあります。

原虫で引き起こされる性感染症の場合、男性・女性ともに性器に痒みが出たり排尿時に痛みが起こります。
これはクラミジアでも起こりやすい症状です。
ただ、男性の場合は原虫に感染してしまったとしても、症状が表れにくく自分が性感染症を発症していると、気づかないケースも少なくありません。

男性の場合は尿道から微量の分泌物がある、尿道の痒みなどが一般的です。
一方、クラミジアを発症した場合にはまず最初に尿道炎を引き起こします。
尿道に細菌が感染するとサラサラとした、水っぽい膿が出るのが特徴的です。

さらに菌が前立腺や精巣上体にまで感染すると、睾丸が痛みはじめます。
その痛みはどんどん強くなり徐々に赤く腫れあがり、場合によっては激しい痛みや高熱が起こるようです。

原虫に感染した男性の場合、ほぼ無症状というケースが多いのですが、クラミジア・トラコマチスだった場合は、先述したように激しい症状が出るので違いが分かるでしょう。
女性の場合も原虫とクラミジア・トラコマチス、どちらに感染したかによって症状が変わります。

原虫だったケースだとおりものが褐色または黄緑色、白く濁ったものへと変化します。
一方、クラミジア・トラコマチスに感染している場合は、おりものはヨーグルトやカッテージチーズに似た形になるのが特徴です。
女性はおりものの違いで、どちらの性感染症を発症しているかを判断することができます。

しかし、他にもおりものに異変が起こる性感染症は多数あるので、自己判断せず身体に異変を感じたらすぐに病院を受診するようにしましょう。